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2024.04.30

7つの能力を伸ばすコーディネーショントレーニングとは?効果やおすすめの遊びも紹介

7つの能力を伸ばすコーディネーショントレーニングとは?効果やおすすめの遊びも紹介

コーディネーショントレーニングとは、7つの運動能力を高めるトレーニングのことです。

このコーディネーショントレーニングは、運動神経の向上だけでなく子どもの発達によい影響をもたらすとされていますが、トレーニング方法がわからない方も多いでしょう。

この記事では、コーディネーショントレーニングの概要や効果、おすすめの遊びについて解説します。

この記事を読んで、日常の遊びの中で7つのコーディネーション能力を高めましょう。

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7つのコーディネーション能力とは?

人は自然とバランスを取ったり反射的に体を動かしたりと、さまざまな能力が機能することで複雑に体を動かすことができます。

ここでは、7つのコーディネーション能力について、詳しく解説します。

参考:一般社団法人日本血液製剤機構『コーディネーション能力を強化しよう

バランス能力

バランス能力とは、姿勢が崩れてしまったときでも体のバランスを保持し、すぐに体勢を立て直す能力のことです。

転びそうになったときやジャンプして着地するときなど、このバランス力が重要になります。

識別能力

識別能力は、道具を使って手足を動かす際に視覚と連動させて調整する能力のことです。

自転車のハンドルを操作しながらペダルを漕ぐ、などの動きでこの識別能力が発揮されます。

リズム能力

リズム能力は、人と同じ動きをしたりリズムに乗って体を動かしたりと、動くタイミングをつかむ能力のことです。

野球でタイミングよくバットを振る、みんなと合わせて踊るなど、さまざまな運動でこの能力を必要とします。

連結能力

連結能力は、さまざまな動きを連結させてスムーズに体全体を動かす能力のことです。

たとえば、跳び箱を跳ぶ時は走りながら踏切板でジャンプし、手を跳び箱につきながら足を開いて体を前に押し出します。

このように、日常生活やさまざまなスポーツで、複数の動きを連結しながら行う能力が必要となるでしょう。

定位能力

定位能力は、動いている物と自分の位置関係を正確に把握する能力のことです。

前から人が歩いてきた場合、どちらに回避すればよいか、どのくらいのスピードで歩けばよいかなど、適切に判断する情報処理能力が必要になります。

反応能力

反応能力は、何かの合図に反応して素早く体を動かす能力のことです。

短距離走を行う場合、「よーい、ドン!」の合図に合わせて素早くスタートを切るという動きが、この反応能力に当たります。

変換能力

変換能力は、その時の状況の変化に応じて動きを切り替える能力のことです。

テニスやサッカーなどのスポーツでも、相手の動きや球の動きを瞬時に予測し、体の位置や向きを変えていく変換能力を必要とします。

コーディネーショントレーニングを行うポイント

7つのコーディネーション能力を向上させるためには、ただ単にトレーニングをするのではなく、あらゆる状況に応じて動きを変化させるようなトレーニングが効果的です。

ここでは、コーディネーショントレーニングを行う際のポイントについて解説します。

複数の動きを組み合わせる

手と足を同時に動かす運動など、複数の動きを同時に行うことで能力を高める効果が期待できます。

たとえば、自転車は手でハンドルを操作しながら足でペダルを漕ぐ、という複数の動きが合わさった運動です。

このように一度に複数の動きを行うと、脳や体にさまざまな刺激が加わり、トレーニングの効果がさらに高まるでしょう。

上下・左右・前後など両側性のある動きを取り入れる

動きを上下や左右、前後というように、両側性のある動きを加えてバリエーションを増やすことも効果的です。

この両側性のある動きを取り入れるだけで、普段のトレーニングがコーディネーショントレーニングに変わり、子どもたちも楽しんで運動を継続できるでしょう。

不規則な動きを取り入れていく

両側性の動きに慣れてきたら、次は不規則な動きも取り入れてみましょう。

合図を変えたりフェイントをかけたり、予測が難しい動きが神経系を刺激します。

条件を変化させて行う

コーディネーショントレーニングは、同じ動きを何度も繰り返すのではなく、短い時間の中でいろいろな動作を行うことが重要です。

運動の中で少しずつ動きを変えたり、使う道具を変えてみたりと、条件を変化させながらトレーニングを行うとよいでしょう。

少しずつ難易度を上げていく

トレーニングに慣れてきたら、少しずつレベルを上げていきましょう。

できることを続けるよりも、できたら次のステップに進むことで、さらなるコーディネーション能力の向上が期待できます。

コーディネーション能力を高める遊び

コーディネーション能力は、特別なトレーニングを行わなくても日常でできる遊びの中で能力を高めることができます。

ここでは、コーディネーション能力を高める遊びをいくつかご紹介します。

ボール足挟み渡しごっこ

ボール足挟み渡しごっこは、友達と協力しながら行う遊びです。この遊びは、バランス能力や識別能力を高める効果があります。


具体的な方法は、以下のとおりです。

  1. 床に手をついて座り足を伸ばす
  2. ボールを両足の指先で挟みながら、ボールを落とさないように友達に渡す

なるべく柔らかいボールを使用し、できるだけ高い位置で渡すように意識して行うことがポイントです。

ケンケン遊び

ケンケン遊びは、一列になりケンケンをしながら先頭の友達のまねっこをして進んでいく遊びです。この遊びは、反応能力、バランス能力、リズム能力を高める効果があります。

最初は大人が先頭に立ち、やり方の説明をしましょう。前の友達とぶつからないように距離感を保ちながら行うことがポイントです。

後出しジャンケンポン

後出しジャンケンポンは、「ジャンケンポン→ポン」のリズムで後出しジャンケンを行います。この遊びでは、変換能力、リズム能力、反応能力を高める効果があります。

大人が先にジャンケンの手を出して、後から子どもたちが勝つように事前にルール説明をしておきましょう。

手でジャンケンするのに慣れてきたら次は足で行い、変化を加えることも重要です。

大きなトノサマガエルさん

大きなトノサマガエルさんは、カエルの姿勢から手と足を別々に動かして前に進む遊びです。この遊びでは、バランス能力、連結能力、定位能力を高める効果があります。

怪我をしないように、布団などの柔らかいものの上で行うようにしましょう。また、手よりも足が前に出るように体を動かすこともポイントです。

7つの能力を伸ばすコーディネーショントレーニングで子どもたちの可能性を広げよう!【まとめ】

コーディネーショントレーニングとは、バランス力、識別能力、リズム能力、連結能力、定位能力、反応能力、変換能力の7つの能力を向上させるトレーニングのことです。

この7つの能力が組み合わさることで、転びそうになった時にバランスを取ったりぶつかりそうになった時に反射的に避けたりと、複雑な動きが可能になります。

コーディネーション能力を高めるためには、複数の動きを組み合わせたトレーニングや不規則な動きを取り入れたトレーニングなどが有効です。

しかし、特別なトレーニングをしなくても普段の遊びの中で鍛えることもできます。

運動神経だけでなく、脳を活性化させるコーディネーショントレーニングを無理なく日常の中に取り入れて、楽しくコーディネーション能力の向上を目指しましょう。

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