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2025.02.01

なわとびは何歳からできる?なわとびのメリットや教え方のコツを解説

なわとびは何歳からできる?なわとびのメリットや教え方のコツを解説

なわとびは、子どもたちの成長をサポートする効果的な遊びです。全身の筋力や持久力、リズム感などを育めるため、保育園や幼稚園、小学校などでも広く取り入れられています。

この記事では、なわとびを始めるのに適した年齢や、なわとびがもたらすメリット、年齢に合わせたなわとびの遊び方などを解説します。

この記事を読めば、子どもの年齢に合わせたなわとびの取り入れ方が分かり、楽しくなわとびに取り組めるようになるでしょう。

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なわとびは何歳からできるようになる?

なわとびは、多くの成長要素を育む遊びのひとつです。年齢ごとの発達に合わせて無理なく始められるため、保育所や幼稚園でも取り入れやすい活動といえます。

一般的に、2歳ごろからなわとびを触る遊びを楽しむことができ、4歳ごろになると跳ぶ動作を練習する段階へ移行します。

  • 2〜3歳ごろのなわとびを使った遊び
  • 4〜5歳ごろのなわとびを使った遊び

それぞれの年齢に合った楽しみ方を見ていきましょう。

2〜3歳ごろのなわとびを使った遊び

2〜3歳の子どもは、まだなわを跳ぶ力やバランスが十分ではありません。この時期は、なわとびに親しむことを目的にした遊びが適しています。無理に跳び方を教えようとせず、体を動かす楽しさを引き出しましょう。

たとえば、以下のような遊びが人気です。

電車ごっこ

なわの両端を結び輪状にしたものを用意します。この輪の中に子どもたちが順序よく入り、一列になって動きます。先頭の子どもが運転手となり、列車を引っ張りながら動き回ることで、チームワークも育まれる遊びです。

保育の場でも導入しやすく、協調性やリズム感を育てながら楽しむことができます。

にょろにょろへび

なわを地面に置き、なわの端を大人や保育士が持って揺らします。なわを「へび」に見立て、子どもたちはへびを踏まないように飛び越えたり、走って避けたりします。

この遊びで、タイミングよく体を動かす力や、足元に注意する感覚が育まれます。動きが単純でありながら、子どもの笑顔を引き出せる楽しい遊びです。

なわジャンプ

床に置いたなわを簡単に飛び越える遊びです。「うさぎのようにピョンピョン跳ぼう!」などの声かけをして、楽しみながら運動を促しましょう。床のなわをくぐったり、踏まずにまたいだりするだけでも運動になります。

これらの遊びは、子どもがなわとびに親しむきっかけになります。2〜3歳の遊びは、自由に楽しめる環境づくりが鍵です。一歩ずつ焦らず楽しみましょう。

4〜5歳ごろのなわとびを使った遊び

4〜5歳になると、体のバランス感覚や跳躍力が発達します。この時期は、なわを跳ぶ基本的な技術の練習を取り入れていくと良いでしょう。また、リズムに合わせて跳んだり、ゲーム性を取り入れたりすると、集中力も養いやすくなります。

前跳び・後ろ跳び

両足をそろえた基本的な跳び方を練習します。最初はゆっくりとしたペースでなわを回し、子どもの跳ぶタイミングを見ながらサポートします。

一日で急に跳べるようになることを期待せず、毎日少しずつの進歩を励ましましょう。

おおなみこなみ

なわを左右に揺らし、タイミングを合わせながら子どもがその上を跳ぶ遊びです。「おおなみ」「こなみ」と声に出しながら順番に遊ぶことで、リズム感や注意力が自然に育ちます。

また、歌を歌いながら行うことでグループ全体の一体感が得られ、子どもたちのコミュニケーション能力も高めやすくなります。

ゆうびんやさんの落としもの

なわをぐるぐる回し、子どもたちが順番に跳び続ける遊びです。跳ぶ回数を数えながら遊ぶと楽しさが増し、跳べるようになった喜びも大きな達成感に変わります。遊びの中で自然と持久力やリズム感が鍛えられます。

子どもが輪の中に入ったタイミングを見計らいながら行うと、よりスムーズに進めやすいです。

子どもがなわとびをするメリット

なわとびには、主に以下のようなメリットがあります。

  • 体幹が強くなりバランス感覚が養われる
  • リズム感が育つ
  • 全身の筋力が鍛えられる
  • 全身持久力が高まる

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

体幹が強くなりバランス感覚が養われる

なわとびは、姿勢を整えるのに効果的な運動です。毎日の練習によって腹筋や背筋が自然と鍛えられ、子どもの体幹が強化されます。体幹が強くなると姿勢が良くなり、集中力も高まり、学習の効率向上も期待できます。

また、なわとびのジャンプ動作では、着地の際にバランスを取る必要があるため、平衡感覚も自然と養われます。歩道の段差でつまずいたり、運動場で転んだりする頻度が減るなど、日常生活での動きも安定するでしょう。

体幹をしっかり安定させることで、怪我の防止にも役立ちます。成長期の子どもには大切な基礎力ですので、なわとびを日常的に取り入れましょう。

リズム感が育つ

なわとびは、リズム感を育てる運動でもあります。なわを回すリズムに合わせて足を動かし、一定速度でジャンプするため、全身を使ったリズム感覚が養われます。

リズム感が求められるほかの運動や、音楽活動の基礎作りにも役立ちます。幼少期に、音のテンポや体の動きの調和を習得する機会になるでしょう。

保育や学校の集団活動では、大人がテンポを作る役目を担うとより効果的です。大人が声に出して一定速度で数を数えたり、実際に跳んでみせたり、子どもが感覚をつかみやすくなるようサポートしましょう。音楽に合わせて跳ぶのもいいですね。

リズムを楽しみながらなわとびを繰り返すことで、子どもたちはより運動を身近に感じられます。少しずつ難しい技にも挑戦して、楽しみながらリズム感を育てていきましょう。

全身の筋力が鍛えられる

なわとびは、体のさまざまな部分をバランスよく鍛えます。足だけを使う運動のように見えますが、それだけではありません。

なわを回す動作では腕や指先の筋力、特に握力が鍛えられます。また、ジャンプの際には太ももやふくらはぎの筋肉が刺激されます。そして、体幹を支えるための背筋や腹筋も使うため、全身をまんべんなく鍛えられる運動といえるでしょう。

全身の筋力が鍛えられると、子どもの運動能力は全般的に向上します。遊びながら鍛えられるなわとびを、家庭や学校でも継続的に取り組んでみましょう。

全身持久力が高まる

なわとびは、全身持久力を高めるために効果的な運動です。全身持久力は、スタミナや粘り強さのことで、最大酸素摂取量によって評価されます。

最大酸素摂取量という観点から見ると、なわとびは心臓のポンプ機能、血液運搬能力、骨格筋の働き、肺の拡散能力を総合的に向上させる運動です。科学的研究によると、全身持久力の高い人は低い人と比べて、死亡リスクが半分程度に抑えられるといわれています。

子どもの時期に全身持久力を高めておくことは、将来の健康に大きな影響を与えるともいえるでしょう。

参考:厚生労働省『なぜ全身持久力が必要なのか -健康と全身持久力の関連性

なわとびにつながる遊び

ここでは、なわとびにつなげられる跳躍力を養う遊びを紹介します。

よくある質問

子どものなわとびについて、よくある疑問や不安について解説します。特に、ジャンプの習得年齢やなわとびができない原因について掘り下げていきます。

ジャンプできるようになるのは何歳?

子どもが両足でジャンプできるようになるのは、一般的に2歳前後といわれています。この年齢になると、両足をそろえて地面を蹴り上げる動作ができるようになり、徐々にジャンプの高さや距離が伸びていきます。

ジャンプは筋力、バランス感覚、瞬発力など、さまざまな運動能力の発達に重要な動作です。通常、遊びや運動を通じて自然に身につくスキルですが、トランポリンやスクワット、なわとびなどの運動で発達を促せます。

ジャンプができるようになる時期には個人差がありますが、3歳を過ぎてもジャンプができない場合は、発達の遅れや運動機能に関する問題があるかもしれません。心配な場合は、小児科医や専門家に相談しましょう。

なわとびが跳べないのは発達障がい?

なわとびが跳べないことが直接的に発達障がいを示すわけではありません。ただし、なわとびは「手でなわを回しながらタイミングよくジャンプする」という高度な協調運動を求めるため、発達性協調運動障がい(DCD)がある子どもには難しい運動といえます。

発達性協調運動障がい(DCD)は、運動や動作の協調が苦手で、いわゆる不器用さが目立つ障がいです。なわとび以外にも、自転車に乗る、ボールを投げる・取る、字を書くなどの動作に困難を示すことがあります。約5〜8%の子どもがDCDに該当するとのデータもあります。

もし、運動や日常動作に困難が見られる場合は、発達障がいに詳しい専門医や発達支援センターに相談してみましょう。

参考:発達障害ナビポータル『発達性協調運動症

【まとめ】なわとびは何歳からできる?

なわとびは、2歳から少しずつ始められ、4〜5歳で本格的に跳べるようになります。

2~3歳ごろは、まだなわを跳ぶための筋力やバランス感覚が十分に発達していないため、なわとびを道具として使った遊びでなわとびに親しむことが大切です。

4~5歳ごろになると、体幹やバランス感覚も発達してくるため、前跳びや後ろ跳びなどの基本的な跳び方から練習し始めましょう。

なわとびは、全身の筋力や持久力、リズム感を養うのに効果的な運動です。年齢に合わせた遊び方や練習方法で、無理なく子どもの成長をサポートしていきましょう。

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