縄跳びにはどんな跳び方がある?技の種類や縄跳びの選び方を解説
縄跳びは、子どもの発達を促す遊びとして昔から親しまれています。
基本的な跳び方である前跳び以外にもさまざまな跳び方がありますが、技の種類や教え方がわからない親御さんもいるのではないでしょうか?
この記事では、幼少期からできる技の種類や練習方法を解説します。
この記事を読むことで、子どものレベルに合わせた教え方や縄跳びの選び方を知ることができるでしょう。
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縄跳びの跳び方の種類
縄跳びにはさまざまな跳び方があり、それぞれ体の使い方や跳び方が異なります。
ここでは、基本的な跳び方から少し難易度の高い技まで紹介します。
前跳び
前跳びは、縄跳びの中でもっとも基本的な技です。
縄を後ろから前に回し、足元に来た縄をジャンプして飛び越えます。正しい姿勢を保ち、リズムよく跳ぶことがポイントです。
初心者でも簡単に始められるため、まずはこの技から練習を始めると良いでしょう。
また、跳ぶ時に膝が外側や内側に向いていると、着地の際に膝への負担が大きくなります。
必ず膝を正面に向け、怪我をしないように安全面に配慮しましょう。
後ろ跳び
後ろ跳びは、前跳びとは逆に縄を前から後ろに回して跳ぶ技です。
跳ぶ時に縄が見えないため、前跳びよりも少し難易度が上がります。
縄がかかとに来たタイミングでジャンプすると、スムーズに跳べるようになるでしょう。
着地の際は、足を前後にずらしてつま先で着くようにすると、次のジャンプがしやすくなります。
交差跳び
交差跳びは、腕を交差させた状態で縄を回す跳び方です。
前跳びの流れで腕を交差させ、そのままジャンプして縄を跳び越えます。腕を交差させるタイミングとジャンプのタイミングを合わせることが重要です。
縄を回す時は、必ずお腹の前で腕が交差しているかどうかを確認しましょう。
どうしても縄に引っかかってしまう場合は、腕の位置が高い可能性があるため、まずは適切な位置で縄を回す練習をするとよいでしょう。
あやとび
あやとびは、前跳びと交差跳びを交互に行う技です。
まずは前跳びをし、その次に腕を交差させて交差跳びを行います。
上手く跳べない時は、交差させる動作が早かったり、戻す動作がずれていたりする場合があるため、タイミングをつかめるまで何度も練習してみましょう。
二重跳び
二重跳びは、1回のジャンプで2回縄を回す技です。
前跳びよりも高くジャンプし、手首のスナップを効かせて縄を素早く回します。
慣れるまでは難しい技ですが、練習を重ねることでコツをつかめるようになります。
はやぶさ
はやぶさは、前跳びと二重跳びを組み合わせた技です。
まずは前跳びを行い、その後すぐに二重跳びに移行します。この技を成功させるためには、高いジャンプ力と素早い手首の動きが必要です。
腕を大きく回してしまうと、縄に引っかかる原因になるため、腕を体にくっつけた状態でなるべくコンパクトに回すように意識しましょう。
縄跳びをすることで得られる効果
縄跳びは、全身を使った運動のため、子どもの発達を促す効果が期待できます。
ここでは、縄跳びをすることで得られる具体的な効果を紹介します。
体力や筋力の強化
ジャンプする動作を繰り返すことで、下肢や体幹の筋力強化が期待できます。
文部科学省の運動指導要領でも、体力を高める運動として縄跳びが推奨されています。
幼少期に積極的に体を動かすと、基本的な体の動かし方が身につき、他のスポーツをする際も上達が早くなるでしょう。
参考:文部科学省『体力を高める運動』
バランス感覚の向上
体の軸がぶれないように跳び続ける必要があるため、バランス感覚が自然と養われます。
バランス感覚は、転びそうになった時に体勢を立て直す力や、足元が不安定な場所を歩く時など、スポーツだけでなく日常生活においても重要な能力です。
日ごろから縄跳びでバランス感覚を鍛えておくと、怪我の防止にもつながるでしょう。
リズム感が養われる
縄が回るタイミングに合わせて跳び続けるため、リズム感が養われます。
リズム感は、走ったりボールを蹴ったりする時にも必要な能力なので、小さい頃からトレーニングしておくとよいでしょう。
上達する縄跳びの練習方法
跳ぶタイミングや縄の回し方が難しく、縄跳びに苦手意識のあるお子さんもいるのではないでしょうか?
縄跳びの技を習得するには、段階的な練習が必要です。
ここでは、縄跳びを上達させるための練習方法を解説します。
その場でジャンプする
まずは、縄を持たずに両足でジャンプする練習を行います。これは基本的なジャンプの感覚を身につけるためです。
膝を軽く曲げ、つま先で地面を蹴るようにしてジャンプします。リズムを意識しながら、連続してジャンプすることがポイントです。
縄を回す練習をする
次に、片手で縄を持ち、正しい腕の位置や手首の使い方を習得します。
縄を回す時は、肩から腕を大きく回してしまうと、余計な力が入って一定のリズムで跳ぶことができません。
腕は体の横に置き、手首を使って縄を回していきましょう。最初はゆっくりとした動きで、徐々にスピードを上げていきます。
縄跳びで行うのが難しい方は、次に紹介するタオルトレーニングのようにタオルを用いて行ってもよいでしょう。
タオルを使ったトレーニング
タオルトレーニングは、腕回しとジャンプの感覚をつかむ練習を行います。
- フェイスタオルの片方に結び目を作り、結び目の反対側を持つ
- 脇を締めて肘を中心に縄を回す
- 慣れてきたら、タオルの動きに合わせてジャンプする
跳ぶ動作に集中してしまって、どうしても脇が開いてしまう場合は、脇にタオルなどを挟んで落ちないようにしながら跳ぶ練習方法もおすすめです。
片手で縄を持ちジャンプする
タオルトレーニングで腕回しとジャンプの感覚をつかめたら、実際に片手で縄を持ちながら練習します。
まずは効き手で行い、できるようになってきたら反対の手でやってみましょう。
最後は実際に縄跳びをするように両手でグリップを握り、前跳びの練習から始めていきます。
まずは1回跳ぶことを目標にして、段々と回数を増やして感覚をつかんでいきましょう。
縄跳びを選ぶ際のポイント
縄跳びをする時に、どのような縄跳びを使用するかということも跳びやすさにつながります。
ここでは、自分に合った縄跳びの選び方を解説します。
レベルに合ったロープの素材を選ぶ
ロープの素材にはいくつかの種類がありますが、初心者の方には布タイプを使用するとよいでしょう。
布タイプは、ある程度の重さがあり回しやすいため、基本的な技を習得するのに適しています。
一方、ビニールタイプは軽くて細いため、二重跳びやはやぶさなどのスピーディーな技に向いています。
縄跳びが上達してきたらビニールタイプに切り替えるなど、自分のレベルや目的に合わせて適切な素材を選びましょう。
グリップの持ちやすさ
グリップは汗をかいても滑りにくく、手にフィットするものを選ぶことが重要です。
また、グリップは落として割れてしまう可能性が高いため、耐久性も考慮する必要があります。
グリップの素材や形状を確認し、自分に合ったものを選びましょう。
身長に合った縄の長さ
縄跳びの長さは、身長に合わせて調節することが大切です。
縄の真ん中を足で踏んで上に引っ張り、肘が90度になる位置に持ち手がきていれば適切な長さといえます。
身長に合わない長さの縄跳びを使っていると、練習の効率が下がるため、自分に合った縄の長さで練習を進めていきましょう。
【まとめ】代表的な縄跳びの跳び方の種類
縄跳びには、前跳びや後ろ跳びの他に、交差跳びや二重跳びなどさまざまな跳び方があります。
幼少期から縄跳びをすると、体力や筋力の向上だけでなくバランス感覚やリズム感も養われるため、子どもの発達を促すおすすめの遊びです。
運動が苦手なお子さんもいるかと思いますが、一人ひとりのレベルに合った方法で練習を重ねることが大切です。
少しずつできる技が増えると、お子さんの運動面の成長と共に「できた!」という自信にもつながるでしょう。
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